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行方均のブルーノート案内2018/1/19@銀座ヤマハ

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

昨年4月6日、
虎の門病院で臍帯血(胎児の造血能力)を移植して生まれ変わりました。
注射でほんの数分です。
同病院血液内科は実に先進的、研究的で立派なものがあります。
現在血液と髪の毛は8カ月の乳児です。
血液型もB型からO型に変化しました。性格の変化は不明ですが。

膝の感染症等で入院が長引きましたが、
12月7日に無事退院し、オン・ザ・ジョブでリハビリを続けています。
当座の目標は
チャールズ・ミンガス「直立猿人」のテンポで2足歩行することです。

ところで今年はブルーノート創立80周年、
新春から下に資料を添付させていただいたイベントなども控えています。
初回は1月19日金曜日午後です。
ぜひともご注目下さい。
行方均のブルーノート案内

また、昨年秋に出した新著
『ジャズは本棚に在り~ジャズ書と名盤』(シンコーミュージック)も
類書がないこともあって好評です。
お手に取っていただいた皆様には深く感謝いたします。
ジャズは本棚に在り

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ジャズは本棚に在り

2010年のジャズ・ジャパン誌の創刊号から連載していた
『ジャズは本棚に在り』(全92回)
が1冊の本になります。

関連する大量のジャケ写や書影、更に追記を加えて
サブタイトル通り『ジャズ書と名盤』を立体的に語る本になっていると思います。
 
ジャズは本棚に在り

来週25日には店頭に並ぶと思いますので、
ぜひ手に取ってみてくださいね!
面白いよ!

驚きのケン・コーポレーション

ケン・コーポレーションという驚きの不動産業者の話です。
同社の仲介で赤坂のタワーマンションに3年半済みましたが、結局逃げ出すことにしました。

入居後みつかった問題はいくつもありましたが、
最悪の一件はひと部屋の扉のカギが外から施錠するようになっていたことです。(つまり牢屋と同じです)。
なおしてくれるようお願いすると、「最初からこうなっている」の一点張りです。

そんなわけはないので施工主の竹中工務店に電話で確認したところ、
「そんなわけありませんよ」と笑いながら設計図を確認してくれました。

事件性もあるかも知れないので再度ケンに連絡しても、何一つ答えてくれません。
そのうえ、こちらでカギの向きを治すのは勝手だが、
出るときには原状回復する(つまり牢屋状態に戻す)ようにと言い出す始末です。

内装業者さんの機転と良識でカギは通常の向きに(間に合わせ的に)戻りはしましたが。

脱水機周りの汚れやベランダのストッパーの破損など他にも問題は多数ありました。
しかし何一つ親身に受け止めてもらえず、最後に突然メールが1通
「弊社と貸主の契約が終了しましたので後は直接お話しください」。
これって合法なのでしょうか?

あまりの驚きに上司や総務の責任者と連絡を取ろうとしましたが、
伝えますといったきり一切折り返しはありませんでした。

担当者Hは本当に最悪でしたが、会社の体質でもあるのでしょう。
貸主とは結局直接話できませんでしたが、貸す側にとってもロクな仲介業者ではないと思われます。

それにしても逆向きのカギを「正常化」することを、なぜ様々な非礼を繰り返してまで拒否したのでしょうか?
結局、申し訳ないの一言も一切ありませんでした。
謝罪すると訴えられるとでも教えられているのでしょうか?
外人の転勤族を主たる顧客としているようでもあるし。

12月16日(土)14:26リー・モーガン上映後と19:30阿部克自写真展でトークショー2連発

行方均 wiki
よりお知らせです。

欧米で話題の記録映画
『I Called Him Morgan~私が殺したリー・モーガン』

12月16日(土)、日本でも公開(於、渋谷アップリンク他)されます。

I called him morgan 私が殺したリー・モーガン

字幕を作らせて頂きましたが、しかるべき内容を限られた字数で伝える、
というのは俳句や川柳に通ずるゲームですね!

「薬禍から/救われ愛され/射殺され」

16日上映(12:55~14:26)後、15時半まで
ピーター・バラカンさんとトークショー
やりますので
是非観に来てくださいね!

映画と連動したCDもあります。
トゥー・サイズ・オブ・リー・モーガン


もうひとつ

阿部克自さんの写真展
『ジャズの肖像~ポートレイチャーズ』

13日から開催です(於、銀座三愛ビル)。
写真集(シンコーミュージック)も出ます。

ジャズの肖像~ポートレイチャーズ

ともに監修させて頂きましたが、
大いに再評価すべき名写真家であり、
名ジャズ・ファンであると改めて思いました。
しかも国際的な。

こちらは16日19時半より
中平穂積さん(写真家/新宿DUG店主)とトークショーです。

よろしかったらハシゴしてくださいね!

阿部さんにも一句
「写真家を/讃える切手の/エリントン」

ご存じの方も多いと思いますが、

1980年台半ば、
米政府はエリントンの誕生日(4月29日)を祝う記念切手に
阿部克自さんの写真を選んだのです。

ポートレイチャー(肖像画)的な
阿部さんの写真だからこそ、ですが
しかし作者に許可は得ていませんでした。

「参った参った。俺の写真がさあ、
知らないうちにアメリカの記念切手になっているんだ」

当時阿部さんは無断使用にもちろん憤慨なさっていましたが、
同時に少々誇らしげでもありました。

それはそうでしょう。
デューク・エリントンのたった1枚の写真に
本国アメリカが阿部さんの作品を選んだのですから。




ジャズジャパン連載雑木林進『ジャズは本棚に在り』次で90回

JAZZ JAPAN連載『ジャズは本棚にあり』(from Sept.2010)
by 雑木林進

01 植草甚一スクラップ・ブック12卷『モダン・ジャズの楽しみ』(晶文社2004)
02 粟村政昭『ジャズ・レコード・ブック』(東亜音楽社/音楽之友社1968)
03 ロス・ラッセル著/池央耿訳『バードは生きている』(草思社1975)
04 Ross Russell 『The Sound 』(McFadden Books 1962)
05 アラン・ゴールドシャー著/川島文麿訳『ハードバップ大学』(Pヴァイン・ブックス2009)
06 石原慎太郎『ファンキー・ジャンプ』(新潮文庫「完全な遊戯」所収2003)
07 Horace Silver『Let’s Get to the Nitty Gritty』(Univ. of California Press 2007)
08 季刊ジャズ批評65号『特集アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ』(ジャズ批評社1989)
09 Frederic Cohen『Blue Note Records - A Guide for Identifying Original Pressings』 (A Jazz Record Center Publication 2010)
10 油井正一『ジャズCDベスト・セレクション』(新潮文庫1992)
11 スイングジャーナル臨時増刊『幻の名盤読本』(スイングジャーナル社1974)
12 ジャック・ケルアック著/青山南訳『オン・ザ・ロード』(河出文庫2010)
13 別冊週刊読売『ブルーノートのすべて』(読売新聞社1986)
14 中村とうよう『ポピュラー音楽の世紀』(岩波新書1999)
15『The Billboard Book of Top 40 Hits- the 9th edition』(Billboard Books 2010)
16 バリィ・ウラノフ著/野口久光訳『ジャズへの道』(新興楽譜出版社1955)
17 ジャック・ケルアック/真崎義博訳『地下街の人びと』(新潮文庫1996)
18 Lorraine Gordon 『Alive at the Village Vanguard 』(Hal Leonard Corp.2006)
19 Robin D.G.Kelly 『Thelonious Monk - The Life and Time of an American Original 』(Free Press 2009)
20 ボブ・ワインストック著/古野徹訳『ナッツからスープからナッツからスープへ』(「スイートベイジル」No.6所収1990)
21 ジム・コーガン、ウィリアム・クラーク著/奥田祐士訳『レコーディング・スタジオの伝説』(Pヴァイン・ブックス2009)
22 マネック・デーバー『ジャズ・アルバム・カバーズ』(グラフィック社1994)
23 ウィリアム・クラクストン、ペギー・モフィット写真、協力『Jazz Seen~カメラが聴いたジャズ』(プチグラ・パブリッシング2002)
24 トマス・ピンチョン著/小山太一他訳『V』(新潮社2011)
25 Richard N. Albert編『An Annotated Bibliography of Jazz Fiction and Jazz Fiction Criticism』(Greenwood Press 1996)
26 ラズウェル細木『ときめきJAZZタイム』(ジャズ批評ブックス2010)
27 Richard N. Albert編『From BLUES to BOP – A Collection of Jazz Fiction』(LouisianaStateUniversityPress1990/AnchorBooks1992)
28 エリオット・グレナード著/片岡義男訳『スパロー最後のジャンプ』(Harper’s Magazine 1947)
29 フリオ・コルタサル著/木村榮一訳『追い求める男』(岩波文庫1992)
30 リチャード・クック著/行方均監修『ブルーノート・レコード』(朝日文庫2002)
31 ジョン・ハモンド著/森沢麻里訳『ジャズ・プロデューサーの半生記』(スイングジャーナル社1983)
32 ミシェル・マーサー著/新井崇嗣訳『フットプリンツ』(潮出版社2006)
33 Geoff Gans『Prestige Records』 (Concorde Editions 2009)
34 ピーター・バラカン『ミュージック捜査線』(新潮文庫1993)
35 Ira Gitler『JAZZ MASTERS OF THE 40’S』(Macmillan1966/Da Capo 1984)
36 『決定版プレスティッジ・ブック』(ジャズ批評ブックス2005)
37 『スイングジャーナル1963年9月号』(スイングジャーナル社1963) 」
38 Hugues Panassie『HOT JAZZ : The Guide to Swing Music』(Negro Univ.1970)
39 ジャック・ケルアック著/青山南訳『オン・ザ・ロードスクロール版』(河出書房新社2010)
40 J.C. Thomas『Chasin’ The Trane』(Da Capo 1976)
41 小川隆夫『ブルーノートの真実』(東京キララ社2004)
42 John Chilton『Sidney Bechet – The Wizard of Jazz』(Oxford Univ. 1987)
43 ナット・ヘントフ著/木島始他訳『ボストン・ボーイ』(晶文社1989)
44 ナット・ヘントフ著/木島始訳『ジャズ・カントリー』(晶文社1966)
45 高島弘之『ヒットチャートの魔術師』(紀尾井書房1981)
46 Jeffery S. McMillan『Delightflee-The Life and Music of Lee Morgan』
(未訳/The University of Michigan Press 2008)
47 Vladimir Simosco & Barry Tepperman『ERIC DOLPHY-A Musical Biography & Discography』(Smithonian Institution Press 1974)
48 ルイ・カストロ著/国安真奈訳『ボサノヴァの歴史』(JICC出版局1992)
49 セルジオ・カブラル著/訳・監荒:荒井めぐみ・堀内隆志『ナラ・レオン~美しきボサノヴァのミューズの真実』(Pヴァイン・ブックス2009)
50 Dan Quellette『Bruce Lundvall-Playing by Ear』(Artist Share2014)
51スイングジャーナル臨時増刊『ジャズレコード百科』(スイングジャーナル社1970)
52 Francis Wolff, Jimmy Katz写真『BLUE NOTE PHOTOGRAPH』(独jazzprezzo 2009)
53 Herbie Hancock with Lisa Dickey著『POSSIBILITIES』(Viking Adult 2014)
54 ビリー・ホリデイ&ウィリアム・ダフティ著/油井正一、大橋巨泉訳『奇妙な果実』
(清和書院1957/晶文社1971年)
55 ピート・ハミル著、馬場啓一訳『ザ・ヴォイス~フランク・シナトラの人生』(日之出出版1999)
56 Art Taylor『Notes And Tones』(私家版1977/Perigee1982/Da Capo Press 1993)
57『Pop Including Bird-The Chan Parker Collection』(CHRISTIE’Sオークション・カタログ1994)
58 マックス・ゴードン著/中江昌彦訳『ジャズの巨人とともに……ビレッジ・バンガード』(スイングジャーナル社1982)
59 マイルス・デイヴィス、クインシー・トゥループ著/中山康樹訳『マイルス・デイヴィス自伝』(シンコーミュージック2015/JICC出版局1990)
60 Ben Sidran『Talking Jazz』(Pomegranate Artbooks 1992)
61酒井眞知江『ニューポート・ジャズ・フェスティヴァルはこうして始まった』(講談社 1996)
62ジャズスポット・イントロ開店40周年記念誌『イントロ』(イントロ開店40周年記念誌発行委員会2015
63バリー・アイスラー著/池田真紀子訳『雨の牙』(ソニー・マガジンズ/ヴィレッジ・ブックス2002)
64クルト・リース著/佐藤牧夫訳『レコードの文化史』(音楽の友社ブックス1968/1977)
65ジョン・リトワイラー著/仙名紀訳『オーネット・コールマン~ジャズを変えた男』(ファラオ企画1998)
66植草甚一スクラップ・ブック⑮『マイルスとコルトレーンの日々』(晶文社1977)
67ガンサー・シュラー著/湯川新訳『初期のジャズ~その根源と音楽的発展』(法政大学出版局1996)
68マイケル・オンダーチェ著/畑中佳樹訳『バディ・ボールデンを覚えているか』(新潮社2000)→ジャズジャパン2016年4月号(3月発売)
69ドナルド・M・マーキス『In Search Of BUDDY BOLDEN –FIRST MAN OF JAZZ』(Loisiana State University Press 1976 / Revised edition 2005)
70レナード・フェザー著/沢川進訳『サッチモからマイルスまで~ジャズの巨人たち』(早川書房1976)
71ニール・アスピノール統括/ザ・ビートルズ・クラブ翻訳『THE BEATLES アンソロジー』(リットー・ミュージック2000)
(2916年6月発売号まで)
72クリス・デヴィート編/小川公貴、金成有希訳『ジョン・コルトレーン インタヴューズ』(シンコーミュージック2011)
73エレーナ・ジョビン編『アントニオ・カルロス・ジョビン~ボサノヴァを創った男』(青土社1998)
74ジェイムズ・ギャビン『終わりなき闇~チェット・ベイカーのすべて』(河出2006)
75行方均編著『ブルーノート再入門』(朝日文庫2000/径書房1994)
76 Ted Fox『In The Groove』(未訳1986)アルフレッド・ライオン・インタヴュー収録
77ブライアン・プリーストリー『ジャズ・レコード全歴史』(晶文社1995)
78 Marc Myers『Why Jazz Happened』(未訳2013)←ジャズ史ではなく、77より社会学的なジャズ・レコード史
79行方均編著『名曲・名盤のブルーノート物語~最強のジャズ100年史』(学研2017)
80ジャズ批評193号『ジャズファンが愛するビートルズ&ビートルズ・ジャズ』(ジャズ批評社2016)
81村上春樹編訳『セロニアス・モンクのいた風景』(新潮社2014)
82リロイ・ジョーンズ著『ブルース・ピープル~白いアメリカ、黒い音楽』(平凡社ライブラリー2011)
83青木啓、海野弘『ジャズ・スタンダード100』(新潮文庫1988)
84村尾陸男『ジャズ史大全・別巻アーヴィング・バーリン編』(中央アート出版2000)85ポール・クレシュ著/鈴木晶訳『アメリカン・ラプソディ~ガーシュウィンの生涯』(晶文社1989)
86 Larry Reni Thomas『The Lady Who Shot Lee Morgan』(未訳2014)
87パオロ・パリージ絵と文/石原有佐子訳『ビリー・ホリデイ~レディ・デイのためのブルース』(Pヴァイン/2017年9月29日初版)
88児山紀芳他監修/岡山市美術博物館他編集『ジャズの街角(パートⅠ~Ⅲ)』(岡山市美術博物館1996、98、2001)
89阿部克自『パーカーの子守歌』(シンコーミュージック1994)
90
プロフィール

雑木林進&ぽぽぱんち

Author:雑木林進&ぽぽぱんち
日々の旅人とその番犬たち。
1986年、ジャズ批評誌掲載の「50年代はなぜエライ」「『ジャズ大名』におけるジャズ・フェスティバルの生成」などでスルドくデビュー。2010年より、同誌に編集部新着本全紹介「ジャズは手に取って読め!」連載開始。新ジャズ雑誌「ジャズジャパン」創刊号(2010年8月)より、古今東西ジャズ本紹介「ジャズは本棚に在り」連載開始。
aka 行方均(レコード制作者)
最近の一句;
本積んで/読み齧る人/齧る犬
墨東の/タワーひとりで/たけくらべ

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