スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

池内淳子さんとアーサー・ペン監督が亡くなりました

フジロックの打ち上げ(東プリ)で懐かしい顔と再会しました。
時間とは経つもんです。

帰って夕刊を広げると訃報がありました。

26日女優池内淳子さん76歳が亡くなりました。
28日映画監督アーサー・ペン88歳が亡くなりました。

アーサー・ペンはボニー&クライドの実話(若いカップルの銀行強盗)に基づく、
青春のための青春の側からの不条理劇
『俺たちに明日はない』(1967)ばかりがめちゃ有名ですが、

フォーク歌手のアーロ・ガスリー(ウディの息子)主演の
『アリスのレストラン』(1969)もよかったよかった。

自由で楽天的なコミュニティづくりと、
青春ていつまでもやってられないんだよねみたいな苦さが同居した
静かな『イージー・ライダー』(1969)みたいな映画だったと思います。

しかしああいう映画は今ビデオで見られるのだろうか?
と思って検索したら、おお、あるではないか。

アリスのレストラン [DVD]アリスのレストラン [DVD]
(2004/09/10)
アーロ・ガスリーパット・クイン

商品詳細を見る


音楽もいいんだよね。
テーマ曲はもちろんアーロ・ガスリーの「アリスのレストラン」だが、

『アリスのレストラン』(りプリーズ)というアーロのアルバムA面には
「アリスのレストランの大虐殺」18分20秒
1曲のみが収められています。

映画はこの曲の映画化なわけです。

アーロに出会ったのはやはり『ウッドストック』(1970)ですが、
ここで歌っていた「カミング・イントゥ・ロサンジェルス」
が素晴らしくて、
ぼくはしばらくウッドストックがLA辺だと思っていました。

アーロの話になってしまいましたが、
アーサー・ペンは新手の西部劇大作『小さな巨人』(1970)
も立派でした。

池内さんはやっぱり『寅次郎恋歌』(1971)が
映画の代表作なのだろうか。
新東宝ではいじめられたようだし。

第8作 男はつらいよ 寅次郎恋歌 HDリマスター版 [DVD]第8作 男はつらいよ 寅次郎恋歌 HDリマスター版 [DVD]
(2008/08/27)
渥美清倍賞千恵子

商品詳細を見る
スポンサーサイト

テーマ : 映画
ジャンル : 映画

永井荷風の偏奇館と菊池寛、松太郎、おばちゃまの山形ホテルとその間のブンガク的谷間の夢の跡

先日「発見」した永井荷風の偏奇館跡の碑の前を通りかかったので、
愛車ビアンキ・フレッタを止めてケータイで撮影しました。

この100メートル先やはり右側の角に、
山形ホテル跡の碑があります。

100929_201044.jpg


山形ホテル跡の碑のある道角。
この100メートル向こう左側に偏奇館の碑があるわけです。

100929_201828.jpg


二つの碑の間は当時(戦前)は小さな谷だったそうですから、
荷風は坂道を下り上りしてホテルのレストランに通ったものなのでしょうか。

ホテルには(荷風の大嫌いな)菊池寛が執筆用の定宿に借りていた部屋があって、
ここには20歳になるかならずの小森和子さん(おばちゃま)
が住まされていたこともあったようです。

ところがある夜、おばちゃまが「慶応の吉田君」とベッドに入っていると、
「菊池先生」がやって来て、
「一瞬何とも悲痛な顔をされるとドアを閉ざされた。
それが菊池先生との最後になった」

これは『流れるままに、愛』という自伝に書いてあります。

IMG_20100930001008.jpg


流れるままに、愛 (集英社文庫)流れるままに、愛 (集英社文庫)
(1986/12)
小森 和子

商品詳細を見る


そして、
やはり山形ホテルを東京の定宿にしていた
川口松太郎が譲り受けるようにおばちゃまを神戸に連れて帰ります。

さすが、映画並みというかそれ以上というか。



テーマ : 東京23区
ジャンル : 地域情報

ビートルズにいちばん近い記者、60年代ミュージック・ライフの星加ルミ子編集長の本が出た

星加ルミ子さんの出版記念パーティに行きました。
市ヶ谷のアルカディア私学会館。

100928_192838.jpg

正しく言うと、
淡路和子著『ビートルズにいちばん近い記者~星加ルミ子のミュージック・ライフ』(河出書房新社)
の出版記念パーティです。

星加さんは
ビートルズが現役だった時代(1960年代)の
音楽誌『ミュージック・ライフ』編集長です。


ビートルズにいちばん近い記者 星加ルミ子のミュージック・ライフビートルズにいちばん近い記者 星加ルミ子のミュージック・ライフ
(2010/09/17)
淡路 和子

商品詳細を見る


スピーチの順番が回ってきたので、

「中学の頃熱心にミュージック・ライフを購読しました。
毎月星加さんの写真とビートルズの記事でいっぱいで、
今となってはビートルズが好きだったのか星加さんが好きだったのか判然としません。
星加さんは(ビートルズのインタビュー取れただろうかとか)日々の動向が気になった
ぼくの生涯で最初の年上の女です」

とわれながらアゲアゲ↑の話をしました。

壇上に上がった
著者淡路さん、主役星加さん、カメラマンの長谷部宏(コウ)さん。

長谷部さんは60~70年代のミュージック・ライフ専属カメラマンとして、
ロックの時代をフィルムに収め続けました。

100928_192106.jpg

その長谷部さんと星加さんが一緒に初のロンドン出張に行った時、

星加さんは

「ビートルズの写真は通信社で買えるんだからね、
あたしの写真を撮るんだからね」

と言い続けたそうです。

星加さんによれば、

「私が映ってなければミュージック・ライフの特ダネ写真にならん」

というもっともな理由があったようですが。

その後も星加さんの実に面白い話が続きましたが、
こんなに面白い話をする元編集長がなぜ自分自身で書かなかったのか?

といぶかしんでいると
星加さんはこんな風に話を閉めました。

「自分で書くと自慢話が書けませんからね!」

これは面白い本に違いありません。
これから寝床で読みますが。

そういえば、
星加さんもたっぷり登場する
草野昌一伝『漣流(さざなみりゅう)』(CDジャーナル)
も面白い本でした。

CDジャーナルムック 漣流CDジャーナルムック 漣流
(2009/04/23)
和田 彰二

商品詳細を見る


草野さんはミュージックライフを出版する
シンコーミュージック(当時は新興楽譜出版社)の社長で、
ビートルズを含む海外ポップスの歌詞の邦訳を得意としましたが、
訳詞家としての名前を漣健児といいました。

本日星加さんによれば、
1965年にロンドン出張にいざ出発という時、
草野社長は送迎デッキから満面の笑顔でこう叫んだそうです。

「ビートルズと会うまで帰ってくるなよー」




テーマ : ビートルズ関連
ジャンル : 音楽

巨大バーチャル本棚でみつけた『ジャズ狂時代』の小野佐世男はラズウェル細木の大先輩か

iPADで読書しようと思って
i文庫IDというものをダウンロードしたら

本棚が5本付いていて、
うち3本には最初から本がいっぱいです。

もちろんバーチャルですが
漱石から安吾から海外文学から何でもあるぞ。

有料DL900円(キャンペーン中で800円?)しか払っとらんのに
なんだかものすごく豊かになった気分だ。

わははははは。

うち、
内蔵3という本棚に
小栗虫太郎とか北大路魯山人とか
マニアアックぽいのが並んでいるので点検すると、

小野佐世男『ジャズ狂時代』(1953)

の唐突な一篇をみつけました。

近所の「ジャズ娘」志望の16歳の娘を連れて
浅草の国際劇場にジャズを聴きに行くというだけの
たわいのないエッセイというかルポというか。

当時の「ジャズ娘」たち

ジャンケン娘 [DVD]ジャンケン娘 [DVD]
(2005/03/25)
美空ひばり江利チエミ

商品詳細を見る



笑えるところがあるとすれば
少女がプロになったときの芸名を
鳩ポッポに決めているところくらいで

まあ笑えなくてもいいわけですが。

あとは
国際の舞台上の当時のジャズメン(とその周辺)が次々紹介されます。

渡辺弘とスターダスターズ
トニー谷(ボードビル)
メリー大須賀
ティーブ釜苑
雪村いづみ
ジョージ川口とビッグ・フォア
トミー・パーマ(サックス)
ジニー・ジョーンズ(黒人女性歌手)
ビンボー・ディナウ(ダナウ)

以上出演順で、無名でも外人勢がトリに近い。
ただしビンボー・ダナウ(錦之介の前の淡路恵子の夫君)は
60年代も人気があった。

「滞米中に、クロスビーが、彼のことを50年に一人現れる声量と
性的魅力を持つ歌手と称し」
「マニラのビング・クロスビーといわれ」たとはまったく知りませんでしたが。


しかしこの一篇を誰がこのバーチャル本棚に入れたのか?
いったいこの無傾向な本棚に管理人はいるのか?
いなくていいですが。


小野佐世男は当時の人気漫画家で、
本篇は『猿々合戦』というエッセイ集?に収められているらしい。

文章を書く漫画家でジャズ好きといえば
ラズウェル細木を思い出しますが、
はたして小野佐世男はラズウェルの大先輩か?

『ときめきJAZZタイム』の元祖のようなジャズ漫画も描いているのか?
なわけないと思いますけど。


名作『ときめきJAZZタイム』復刻されてます。
1989年初版のまんまの復刻ですが、
当時1500円を1000円に値下げというのがエライ!

ラズウェル細木のときめきJAZZタイム (ジャズ批評ブックス)ラズウェル細木のときめきJAZZタイム (ジャズ批評ブックス)
(2010/08)
ラズウェル細木

商品詳細を見る






テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

犬が立ち止まったところに永井荷風の偏奇館跡の碑があった

永井荷風の偏奇館跡の碑をようやくみつけました。
ずっと気にして探したりもしたんだけど。

IMG_0766_convert_20100926151525.jpg

ふーん、教育委員会が建てたのね。

犬が用事で立ち止まったところにあった。
泉ガーデン真裏のよく通っている「表通り」沿いなんだよね。

IMG_0767_convert_20100926151632_20100926152419.jpg

灯台元暗しというか、いかにぼんやりしているかというか。
よく今まで見つけなかったもんだというか。

ほんの数10メートル離れて山形屋ホテル跡の碑もある。

(写真後日撮影予定)

荷風がキッチン代りにしたり、
菊池寛が愛用して、
小森和子さんが川口松太郎に見染められたりしたホテルだ。


テーマ : 東京23区
ジャンル : 地域情報

プロフィール

雑木林進&ぽぽぱんち

Author:雑木林進&ぽぽぱんち
日々の旅人とその番犬たち。
1986年、ジャズ批評誌掲載の「50年代はなぜエライ」「『ジャズ大名』におけるジャズ・フェスティバルの生成」などでスルドくデビュー。2010年より、同誌に編集部新着本全紹介「ジャズは手に取って読め!」連載開始。新ジャズ雑誌「ジャズジャパン」創刊号(2010年8月)より、古今東西ジャズ本紹介「ジャズは本棚に在り」連載開始。
aka 行方均(レコード制作者)
最近の一句;
本積んで/読み齧る人/齧る犬
墨東の/タワーひとりで/たけくらべ

カテゴリ
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
カレンダー
08 | 2010/09 | 10
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
日めくりカレンダー 水玉
くろねこ時計
FC2アフィリエイト
アフィリエイト・SEO対策
FC2アフィリエイト
予約宿名人
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
FC2アフィリエイト
国内格安航空券サイトe航空券.com
FC2アフィリエイト
英会話スクールWILL Square
FC2アフィリエイト
父の日・ギフト・花束・母の日
FC2アフィリエイト
ブログ
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。