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ウェイン・ショーターとナット・ヘントフの長考マージャンのことなど

ロンドンまで1年を切ったとTVがいっていますが、
つまり北京からもう3年以上たったわけでしょうかオリンピック。
齢取るほどに年月は速く日々は長い、と西洋ではいうのだそうだ。

Years get shorter and days get longer
日々長く年は短くなりぬるか
(byまたはfromマイケル・カスクーナ/静犬訳)

静犬(シーズーと読む)というのは最近作った僕の俳号(仮)で

ウツセミヤ/ワライカワセミニ/ハナスナヨ
(空っぽがばれると笑われますよ)

という句で最近某句会に不在投句デビューしたのだ。

で、
この数日間お盆と節電の休暇でしたが、
日々とても長かったぞ。

初日心優しい大先輩の小宴。
二日目夜だけ幕張サマーソニック。
マドモアゼルユリアさんよかったよかった。
ギミギミ、ね!
l18de589f72e6a3cc66acd49f9fa6165c.jpg

三日目パシフィコ横浜のタカミー。
さすがの大音響ハードロックでしたがクラシックコンピも発売中。
新録クラシックメドレー〈タカミー・クラシックス・ファンタジー〉収録!
Takamiy ClassicsTakamiy Classics
(2011/08/10)
オムニバス

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本日は10月の旅の予定(古代へ)と奮闘。
この間に読んだまとまった活字といえば
なぜか(というか理由はあるのですが)
ウェイン・ショーター『ジュジュ』(ブルーノート)
の原盤ライナーノーツくらいだ。
ジュジュ+2ジュジュ+2
(2008/06/25)
ウェイン・ショーター

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コピーしておいて幕張とみなとみらい行く電車で読んだのだ。
筆者は大批評家ナット・ヘントフだし
立派なライナーだけれど、こんなこと書いてあるの知っていたら
もっと早くいっておくべきだったが、
ショーターもヘントフももっと麻雀勉強するべきではないか。

B面1曲め「マージャン」について。

(前略)「この曲を書いていた時」とウェインは思い出す。「昔の中国のことを思った。それから麻雀というゲームが1930年代のこの国でいかに流行っていたかを思い、直接に昔の中国を伝える言葉よりこのゲームの名前を曲に付けることにした」。曲の構成はゲームと通じている。4小節単位で組み立てられており、メロディー4小節、リズム4小節、メロディー4小節、リズム4小節、ブリッジのメロディー4小節、メロディー4小節、リズム4小節、となっている。ショーターはこの曲の展開をゲームのそれに似せているのだ。メロディーのないリズムの4小節は、ゲームのプレイヤーが次の手を考えているところだ。メロディーの4小節では、プレイヤーは次の手を打っている。ブリッジは、点数計算ででゲームを中断しているプレイヤー間の揉め事を暗示する。(攻略)

ミディアム・スローで何小節も考えないでほしいし、
決めたらさっさと打牌してほしい。
点数計算で毎度揉めないでもらいたい。
ということを今日のところは二人に言っておきたい。

麻雀最後にやってから20年くらい経ちそうだが、
昨日のことのようだ。



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テーマ : 日記
ジャンル : 日記

ハービー・ハンコック『処女航海』はブンガクで(も)ある

処女航海処女航海
(2008/02/20)
ハービー・ハンコック

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ブルーノートの大名盤『処女航海』のライナーノーツ冒頭に
ハービー・ハンコックはこんなコトバを寄せています。

 海はしばしば芸術というものを生む心の創造力を呼び覚ましてきた。海、そしてその生命力の源となる海の生き物を取り囲んでいる神秘の要素は今なお存在する。アトランティス、サルガッソー海、巨大な海蛇、そして人魚などは、民衆が海との関りで伝承してきた多くの神秘の数例に過ぎない。

 この音楽は、海の広さと荘厳、処女航海で海を行く船の輝き、戯れるイルカたちの優美さ、微小の海生物も避けられない不断の生存競争、海の男の敵ハリケーンの恐るべき破壊力などを描こうとするものだ。
―ハービー・ハンコック


そして
ノラ・ケリーの以下のような散文詩が続きます。


処女航海

夜明け前、水は澄んでいて音もない。波の小さな動きはとても規則的で、それ自体静けさそのものだ。鳥は沈黙し、海辺は空のように何もない。ただ何匹かの蟹が岩場の辺りをつつき、自分たちより小さな餌を探しているばかりだ。

最初の気配の灰色が水平線に滲み、深く暗い水面をほのかに染める。微風が小波の先端を騒がせ、泡の舌でその頂を白くする。砂浜は生命を手に入れ、星夜の灰色は光輝く白昼の前兆であるかすかな黄色へと変わって行く。

(中略)
 
 古代の物語はその美しさと危険について、無警戒なものを待ち受けて暗闇に潜む名状しがたい恐怖について、顎のひと咬みで船を真っ二つに砕いてしまう大きな醜い頭の奇想天外な深海の怪物について伝える。
 
 それはまた海底の古代人が建築した驚くべき都市について伝える。100年に一度だけ姿を現し、何の跡形も残さず再び海面下に沈むのだ。実際は海の中に人間の都市は存在しないし、失われたアトランティスもお伽話に過ぎない。海はなおも謎を秘めているが、長い年月のうちには人はその美しさを荒し、その生き物を捕え、野蛮な手でその王座を奪い、その深みへと達することだろう。



中略部の展開、気になったらぜひ原文読んでみてくださいね。
しかしまったく音楽の解説にはならんライナーノーツではあります。

このノラ・ケリーという女性ですが、
やはりハービーのブルーノート盤『エンピリアン・アイルズ』裏面にも
散文詩寄せてます。
いずれ訳してみようと思うが。

エンピリアン・アイルズ+2エンピリアン・アイルズ+2
(2007/06/20)
ハービー・ハンコック

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かの「カンタループ・アイランド」(アス・スリー「カンタループ」の元曲)
収録のアルバムです。

他にもノラ・ケリー
あったと思うがが今確かめられません。

で、
ノラ・ケリーって誰なんだと思って海外のサイト調べたら、
こういう女流作家がいるのですね。

ノラ・ヒクソン・ケリー
1945年生まれの長短編小説及び劇作家。ニュージャージーとニューヨークで育ち最初の仕事はアイスクリーム・ソーダ作りだった。その後ブリティッシュ・コロンビアに移り同地の大学で学位を取得。今はヴァンクーヴァーと英国のケンブリッジを行き来し・・…(中略)息子がひとり。

中略気になったら調べてくださいね。

小説は 
•In the Shadow of King's (1984)
というのが処女作で

•Gillian Adams
を主人公にしたクライム・ノヴェルのシリーズ物
もあるようです。

最近作が
•Hot Pursuit (2002)

バイオにジャズのジャの字もハービーのハの字も処の字もありませんが、
年齢と育ちからいって多分この人では。

となると『エンピりアン~』が19歳
『処女航海』が20歳の時なわけで
早熟の詩人ですね。
といって詩人の早熟には驚きませんが。

『処女航海』の作品そのままに
何かジャズの青春を感じる話であります。

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

プロフィール

雑木林進&ぽぽぱんち

Author:雑木林進&ぽぽぱんち
日々の旅人とその番犬たち。
1986年、ジャズ批評誌掲載の「50年代はなぜエライ」「『ジャズ大名』におけるジャズ・フェスティバルの生成」などでスルドくデビュー。2010年より、同誌に編集部新着本全紹介「ジャズは手に取って読め!」連載開始。新ジャズ雑誌「ジャズジャパン」創刊号(2010年8月)より、古今東西ジャズ本紹介「ジャズは本棚に在り」連載開始。
aka 行方均(レコード制作者)
最近の一句;
本積んで/読み齧る人/齧る犬
墨東の/タワーひとりで/たけくらべ

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