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川崎のモントルー・ジャズ祭とDJ大塚広子さんの困ったサムシンエルスなど

第1回モントルー・ジャズ・フェスティヴァル・ジャパン・イン川崎
4日目に行ってきました。
シェネルに会いに行ったのだ。
それとやっぱりモントルーだしね!
ラブ・ソングスラブ・ソングス
(2011/07/20)
シェネル

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100万ダウンロード突破!
「ベイビー・アイ・ラヴ・ユー」が大ヒット中のシェネルは
このところよく来日するのですが、
生バンドで歌うことはめったにない。

会場は市の教育文化会館。
当初は川崎市の誇る駅前ミューザ川崎の予定だったが
震災でしばらくは使えなくなっており、
今回は市内各所を会場に使っているのだ。

「ベイビー~」もよかったが
数年前のデビュー曲「ラヴ・イズDJ」もとてもよかったよかった。

シェネルはまったくジャズではないが、
モントルー(1967年初開催)は何10年も前から
ロックやソウルや色々ありなのだ。

僕はディープ・パープルの再結成に出くわしたこともある。
楽器移送用の超巨大なロゴ入りトラックが
レマン湖畔の通りをわがもの顔に走って行ったものです。

モントルーの創始者で主催者のクロード・ノブス氏と再会できたのもよかったよかった。
火曜のレセプションは欠席していたが2日前着いたそうだ。

そのクロード氏がコンサートの終わり、
得意のブルース・ハープ(ハーモニカ)を披露した。
ファンキーというかブルージーというか、実にクール!であった。

そしてクロードを中心に
最後は出演者総出の大ブルース大会で盛上がったのでした。

最初はハーモニカを持った小柄な老人の出現に
不安と不信を隠さなかった同行の人々も、
最後はあれがあったからよかった、さすがのジャズフェスであったと感嘆していました。

モントルー市観光局の役人を経て、
アーメット・アーティガン(アトランティックの創立者)の肝いりで
ワーナー・スイスの創立者ともなったクロード氏のモントルー・ジャズ祭は、
レコード会社にとても親切なジャズ祭です。

放送用の録音の設備を整えた上で
マスター・テープの使用権をレコード会社に解放するので。

「アーティストを誘ってアルプスの麓で夏休みしている間にレコードができる」
とうのは半ば冗談ですが、つまり半ばホントの話です。
結果どれだけのライヴの名盤(ばかりではないが)が生まれたことでしょう。
それらを通じて、いかにモントルーの名が世界に広まったことでしょう。

僕もモントルーではゴンサロ・ルバルカバ、大西順子(一部)の
2作のライヴ盤を制作しましたが、とりわけキューバのピアニスト、
ゴンサロのデビュー作には思い出深いものがあります。
Discovery: Live at MontreuxDiscovery: Live at Montreux
(1991/03/26)
Gonzalo Rubalcaba

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当時(今も)アメリカとキューバには国交がなく、
アメリカで録音できず、ブルーノートも契約できず、

そこでブルーノートの日本の姉妹レーベル「サムシンエルス」が契約して、
スイスで録音するという奇策?を考えたわけです。


ところでモントルー川崎の初日と同じ火曜日、
六本木アルフィーで
DJ大塚広子さんの2作のミックスCDの発売記念パーティがありました。

発案者はディスクユニオンの菊田有一さんで、
80~90年代の(今ももちろん続いていますが)
日本の国際的2レーベル、ディスクユニオンのDIW(ディウ)と
僕らのサムシンエルスと、
それぞれ1枚ずつ、人気美女DJ大塚さんに選曲~ミックスしてもらったものです。
The pieces of DIW mixed by Hiroko OtsukaThe pieces of DIW mixed by Hiroko Otsuka
(2011/11/23)
V.A. (MIXED BY HIROKO OTSUKA)、大塚広子 他

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The pieces of somethin’else mixed by Hiroko OtsukaThe pieces of somethin’else mixed by Hiroko Otsuka
(2011/11/23)
カート・エリング、ラシェル・フェレル 他

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ジャズ極北の最前線に恐れ知らずにも足を踏み入れ、
しかもその地でダンスすらもしかねない赤いディウ盤の超然度に驚嘆しつつ、
僕も大好きなラルフ・ピーターソン「エネミー・ウィズィン」
に始まる(さすがの選曲です)青いサムシンエルス盤もとてもカッコいいぞ。
VV
(1990/10/25)
Ralph Peterson

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大塚さんのライナーにこうあります。
・・・しかしカッコイイ曲が本当に多すぎる。魅力ある男性に女性が漏らす、「困ったヒトね・・・」みたいな表現がぴったりのレーベル、とおもいながら、ミックスは続く。・・・
これって素晴らしいではないか。嬉しいフレーズではないか。

ブルーノートのキャッチコピーは
「1939年以来最良のジャズ」だったりするが、
サムシンエルスは「困ったヒトね・・・みたいなレーベル」。
クール!!!ではないか。

あまり嬉しかったので、
大塚さんに嬉しい嬉しいと言い続けましたが、
終いに大塚さんが本当の意味で「困ったヒトね」と思ったことは疑いを入れない。

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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

ジ・アメイジング・カンジヤママイム

上野の鈴本に
桂ひな太郎師匠と三遊亭金時師匠の二人会を見に行きましたが、

合間にパントマイムの
カンジヤママイムという方が出てきました。

びっくりしたなあ、もう。

空間に寄りかかる芸なんて、
チャップリン超えてキートン並みの体技ではないか。

中年と見えたが
打ち上げでおみかけすると20代の若者のようで、
しかし実は1950年代生まれなんだそうだ。

びっくりしたなあ、もう。

しかも米ウィスコンシン大学で演劇理論の博士号を取得。
先生はマルセル・マルソーの弟子だそうで、
ややそれ風のメイクが年を実際より若く、
見た目より老けて見せていたのだ。

びっくりしたなあ、もう。

カンジヤママイムの名前は
ウィスコンシン大学の先生が日本語の辞書調べながらつけたのだそうだ。

カンジは漢字で、
ヤマは相撲取りの~山のヤマなのであろうか?

これがカンジヤママイム(左)の顔技だ。
http://youtu.be/EtpvT-aLxds

体技の方は是非寄席行って経験してください。

こういう本も出していたようですが、
知らなかったのはワタシだけだったのかカンジヤママイム。
おしゃべりなパントマイム―表現力10倍、勇気100倍!おしゃべりなパントマイム―表現力10倍、勇気100倍!
(1994/02)
カンジヤママイム

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しかし寄席って色モノも落語も凄いぞ。

金時師匠もXXXとXXXをネタに、
かなりギリギリのマクラ振ってましたが、
こーいう笑いってテレビには絶対ないですよね! 

テーマ : お笑い
ジャンル : お笑い

続・ブルーノート・レコード・オリジナル・プレッシング・ガイド日本語版

これが腰巻付きの表紙だ!
ゼロックスのプリントアウトのスキャンなのでこんなでスマンスマン。
ホンモノはもっときれいでもっとオレンジになるはずです。
 
IMG_0001_20111105185546.jpg

これが目次だ!
見にくくてスマンスマン。

IMG_0003_20111105185235.jpg

デザイナー高橋さんと編集者真鍋さんのセンスと努力で
1.項目が実に正しく分類されている。
2.文章と図版がいい感じで配置されている。
3.発売日リスト他、データの誤りがしっかり訂正されている。
4.レコード番号だけだった発売日リストに各タイトルが付されている。
5.巻末にブルーノート1500~4000盤リストが追加されている。
6.しかも正しい日本語だ。

などなどとても使いやすい本になったと思いますが、
そでもやはり

行方均&マイケル・カスクーナ監修
『21世紀版ブルーノート・ブック』(ジャズ批評ブックス)
21世紀版 ブルーノート・ブック―史上最強のジャズ・レーベルのすべて (ジャズ批評ブックス)21世紀版 ブルーノート・ブック―史上最強のジャズ・レーベルのすべて (ジャズ批評ブックス)
(2009/10)
行方 均

商品詳細を見る


を座右において読み進める(なんか変ですか?)
ことをワタクシは強くおススメしたいものであります。

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

ブルーノート・レコード・オリジナル・プレッシング・ガイド日本語版

先週末は恵比寿のスタジオで
寺井尚子さんの東京JAZZ2011のライヴ録音
『リベルタンゴ・イン・トーキョー』の前日からのトラックダウンを終え、

その後阿佐ヶ谷ジャズ・ストリートに1年ぶりに出かけました。
って1年1度のイベントだからあたりまえですが。
今年もどーいうわけかハロウィンだった、ってこれもあたりまえです。

しかし去年の阿佐ヶ谷JS以来1年ぶりで食とジャズの漫画家ラズウェル細木に会ったのは
あたりまえでないというか、実に久しぶりというか、
年齢とともに久しぶり感は薄れる一方というか。

ラズウェルは去年に続いてブルーノート・クラブ(というメンバーシップ)の
会報に連載中のブルーノート漫画をテキストに講演をしたのだ。

僕は聴きそこなってしまったが、
夕刻合流してJSのあちこちをしばらく一緒に見物し
ありがたやという神楽バー(だそうだ)でいっぱい(いっぱい、ね)やった。

ありがたやの並びには佐藤ブリアンという焼肉屋があったが、
僕らはヘルシーっぽくてありがたそうなありがたやにしやのだ。

そーいえば恵比寿への道筋、車の窓からマイルス恵比寿というビルを目撃した。
あのビルは名マイルス写真家Uさんのオフィスがあるビルと思ったが、
そんな名前だったであろうか。


こーいう変な名前と出会った日とまったく脈絡なくその前々日、
フレデリック・コーエン著/行方均訳
日本語版『ブルーノート・コレクターズ・ガイド』(ディスクユニオン)
を晴れて校了しました。

今月中旬発売予定。
もうしっかりアマゾンに載っていますね。
ブルーノートレコード・オリジナル プレッシングガイドブルーノートレコード・オリジナル プレッシングガイド
(2011/11/16)
フレデリック・コーエン

商品詳細を見る


ブルーノート・プレミアム復刻シリーズのLPは
この本片手に聴くとさらに楽しいと思うが、

CDで聴く人も知って楽しく損はない
ブルーノート盤のフェティッシュな魅力
(腰巻より)

原書で入手された方もいらっしゃると思いますが、
レイアウトとかずっと見やすくなっていますし、
発売日リストなど矛盾のあったデータも訂正しています。

そのあたりの詳細は次回。

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

プロフィール

雑木林進&ぽぽぱんち

Author:雑木林進&ぽぽぱんち
日々の旅人とその番犬たち。
1986年、ジャズ批評誌掲載の「50年代はなぜエライ」「『ジャズ大名』におけるジャズ・フェスティバルの生成」などでスルドくデビュー。2010年より、同誌に編集部新着本全紹介「ジャズは手に取って読め!」連載開始。新ジャズ雑誌「ジャズジャパン」創刊号(2010年8月)より、古今東西ジャズ本紹介「ジャズは本棚に在り」連載開始。
aka 行方均(レコード制作者)
最近の一句;
本積んで/読み齧る人/齧る犬
墨東の/タワーひとりで/たけくらべ

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