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山中湖畔の色褪せざる夢のことなど

吉祥寺メグに並ぶ3つの“顔”。
右から松尾明さん、アバンギャルドの右側ホーン、トロンボーン奏者坂本涼子さん。

MEG.jpg

松尾明さんの素晴らしいトリオをバックにした坂本涼子さんは
見事トロンボーン奏者の大役を果たしたのでした。
(何か変な言い方ですが、そういう感じでした)

アッパーな曲がとてもよかった。
次回は是非歌ってもらいたい。
(「バット・ノット・フォー・ミー」とか「マンデイ・デイト」とか)

「サマータイム」も心に滲みました。

2部の始まる前、
(まだ外にいたのですが)
廣瀬嘉嗣(ひろせよしつぐ)さんの突然の訃報を聞きました。

1985年、日本テレビ(NTV)事業部に在籍した広瀬さんは、
ある日山中湖畔に立って夢を描きました。

富士と湖を一望できる野外ジャズ・フェスを始めよう。

そこは何もない湖畔の荒地でしたからムリな話と思われましたが、
慶應柔道部出身の広瀬さんはブルドーザーのごとく計画を推進し、
実際に何台ものブルドーザーで湖畔を整地して、
翌年夏には夢を実現してしまいました。

マウント・フジ・ジャズ・フェスティヴァル・ウィズ・ブルーノートは、
その後94年まで同地で10回を数えました。

8月末の3日間のためだけにステージから客席まで、
会場のすべてを毎回更地に特設した贅沢な大フェスティヴァルでしたが、
今は同じ場所に村営の複合施設「きらら」が常設されています。

日本テレビ勇退後も
ひたちなかのオーシャン・ブルー・ジャズ祭を始めとする
ジャズ・イベント制作を続けられ、

また最近は俳句作りに熱心でおられましたが、
毎回句会に誘っていただきながら不在投句ばかりで
一度も出席できなかったことが悔やまれます。

夏の夢たたえて青き山中湖 (雑木林) 
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テーマ : 日記
ジャンル : 日記

幻の本木荘二郎本の復活について

ジャズ批評誌(隔月刊)連載の
ジャズ新着本紹介『ジャズは手に取って読め』も、
もう2年半16回になってしまった。

ホンマかいな、という時の速さです。
ウチの仔犬の年齢を聞いたら、4歳になったという。
まだ仔犬だが。

ジャズ批評 2012年 07月号 [雑誌]ジャズ批評 2012年 07月号 [雑誌]
(2012/06/23)
不明

商品詳細を見る


最新号↑で紹介した新刊5冊のうちの1冊

『黒澤明vs.本木荘二郎』
藤川黎一著

(論創社/¥1,800+税/4月20日発行/420g/284p)

について書いた部分をここに再録させていただきます。
(松坂編集長のご理解に感謝します)
というのも、
本書の稀こうな第1版(というのか?)について触れた2年近く前の本ブログには
今も訪れて下さる方があり、
こうして改訂版(というのか?)が容易に手に入るようになったことを
少しでも広くお伝えしたいと思ったので。

ちなみに本書はまったくジャズ本ではありませんが、
ジャズ批評誌『~読め』欄では、
音楽や映画を中心に気分的関連書はジャズに限らずご紹介させていただいております。

黒澤明vs.本木荘二郎―それは春の日の花と輝く黒澤明vs.本木荘二郎―それは春の日の花と輝く
(2012/04)
藤川 黎一

商品詳細を見る


(以下ジャズ批評誌168号より引用)
 本木荘二郎は『野良犬』、『羅生門』、『七人の侍』
といった黒澤明の傑作を手掛けたプロデューサーです。
 しかし『どん底』制作中の1957年に東宝との契約を解除され、
黒澤とも絶縁し、最後はピンク映画の監督として77年アパートの小さな一室で孤独死。
 こうした栄光と漂流の顛末以前に、本木の存在そのものが封印されているところがあります。
 何が起こったのか?
 著者は多数の関係者を取材して実名の証言を集め、
これに自身の夢想とも私小説ともつかない形而上的恋愛ドラマを重ねて、
メタ・ノンフィクション・ノベルともいうべき『虹の橋』(田端書店)を1984年に上梓しました。
 僕は当時偶然この本を手に取り、その特異な空間で語られる文字通り「藪の中」の物語に
強い印象を受けたものです。
 それから約30年、著者執念の改訂版の登場です。あるいは、同じモチーフの新作といっていいかも。
旧版はすべてパーツ単位に解体され、再構成されています。
さらに証言という各パーツは、黒澤本人を始め多くの話者、関係者が世を去った現在、
より多くのより具体的な情報や意志を詳らかにしています。
 ラスト近く、ネットで古本を買うという形で旧版と再会した著者は、
「事実を曲げて書かざるを得なかった」という黒澤との対面のシーンをついに改訂します。  
 旧版の最後、著者が本木の「伝言」を伝えると「目頭に涙を滲ませた」はずの黒澤は、
「事実」どう反応したのか?
(以上)

ところで
今読み直して思ったのですが、
最後の4行に登場する「著者」は「主人公」とするべきだったかも。

「ジャズ批評」お持ちの方は赤字入れておいてくださいね!

テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

×1歳の誕生日に知るムーミンの真実

もはや一昨日の旧聞に属するハナシとなってしまったが、
6月29日はワタクシの誕生日(19×1年)で
サン・テグジュペリの誕生日(1900年)で、
エリック・ドルフィーの命日(1964年)で、
ビートルズの来日記念日(1966年)なのだ。
p1.jpgp3.jpg

イヴ・サンローランのJAZZを貰ってしまったぞ。
p3_20120701011154.jpg

1990年ころ、これが発表されていたのを
(空港の免税店かなんかで見て)
僕はよく覚えていますが、

おお、メンズだったのか。
何となく女性用だと思っていたぞ。

これを頂いた時、話題はなぜかムーミンに及びましたが、
僕がムーミンのカバのハナシ(前回参照)をしたら、
人々は驚愕し、ムーミンはカバではない、というのだった。

ムーミンは妖精ですよ!(YさんとRさん)

おお、妖精だったのか。
ずっとカバだと思っていたぞ。

しかし先々週イビサで国際的なムーミンのカバ話(前回参照)をした時は、
各国の人々(含むフィンランド)誰も
ムーミンはカバではない、などといっていなかったが。


テーマ : 日記
ジャンル : 日記

プロフィール

雑木林進&ぽぽぱんち

Author:雑木林進&ぽぽぱんち
日々の旅人とその番犬たち。
1986年、ジャズ批評誌掲載の「50年代はなぜエライ」「『ジャズ大名』におけるジャズ・フェスティバルの生成」などでスルドくデビュー。2010年より、同誌に編集部新着本全紹介「ジャズは手に取って読め!」連載開始。新ジャズ雑誌「ジャズジャパン」創刊号(2010年8月)より、古今東西ジャズ本紹介「ジャズは本棚に在り」連載開始。
aka 行方均(レコード制作者)
最近の一句;
本積んで/読み齧る人/齧る犬
墨東の/タワーひとりで/たけくらべ

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