史上最初の美少女ジャズ歌手新倉美子が動く!
観ました『青春ジャズ娘』。

新倉美子は4曲を歌っています。
①「バラ色の人生」
②「ユー・ビロング・トゥ・ミー(貴方は私のもの)」
③「マイアミ・ビーチ・ルンバ」
④「ドミノ」
①はそのままPVにしたいほど歌も姿もかわゆい。
②は音楽学校の校長先生のティーブ釜やつさんのギターとのデュオ
③は歌の出来がとてもよい。
④はフィナーレ近くなのに何とシブい選曲。当時の人気曲だったのか。
①③など、なぜ日本マーキュリーは録音しなかったのであろうか。
他にも江利チエミ、ナンシー梅木、高英夫、ウィリー・ジェイムス(後のウィリー沖山)やナゾの天才?少女が歌い、
フランキー堺はドラムを叩き、ビッグ・フォーやシックス・レモンズやキューバン・ボーイズが演奏する。
漫才に始まり伴淳三郎や大泉滉や三木のり平が怪演し、トニー谷が実にばかばかしい瀕死のハエの芸を見せる。
名作『赤い靴』もどきの幻想のバレエ・シーンが突然あらわれる。
など、100分のうち半分以上は音楽や芸のシーンでストーリーはつなぎ程度ですが、
かといってミュージカル風なわけでは全くない。
大学コンテストで優勝したバンドから悪徳プロダクション!の金の誘惑で引き抜かれたスター・ドラマーが改心して
戻り、晴れてオリジナルメンバー揃ってジャズ祭でプロ・デビューするという循環型の話で、
これにリーダー(トランペッター)の親を継ぐかプロになるかという葛藤や恋が絡みます。
この恋人の歌手が新倉美子です。
出来はともかくクセになりそうな映画ですが、それも新倉美子の魅力による所が実に大きいと思われます。
美貌はもとより、ピュアにジャズに向かっている姿勢とゆーか雰囲気がとてもよい。
洋楽なら何でもジャズと呼んでしまった時代のはずですから、こういうの意外に貴重なのでは。
他にDVDは発売されていないようですが、全部で以下の13本の映画に出演したようです。
全13作品はスタンリー・キューブリックと同じではないか!
①1953年9月『青春ジャズ娘』監督・松林宗恵/出演・江利チエミ、ナンシー梅木
②1953年9月『薔薇と拳銃』監督・志村敏夫監督/出演・鶴田浩二、島崎雪子
③1954年1月『娘十六ジャズ祭』監督・井上梅次/出演・雪村いずみ、古川緑波、片山明彦
④1954年3月『君ゆえに』監督・野村浩将/出演・安西郷子、美雪節子
⑤1954年6月『重盛君上京す』監督・渡辺邦男/出演・森繁久弥、三木のり平
⑥1954年8月『娘ごころは恥ずかしうれし』監督・小森白/出演・高島忠夫、島津猛、鮎川浩
⑦1955年1月『逆襲大蛇丸』監督・加藤泰/出演・田崎潤、大谷友右衛門、市川男女之助
⑧1955年1月『忍術地雷也』監督・萩原遼/出演・同上
⑨1955年3月『森繁の新入社員』監督・渡辺邦男/出演・森繁久弥、杉葉子、高島忠夫
⑩1956年2月『極楽剣法(前篇)』監督・丸根賛太郎/出演・明智三郎、安部徹、坂東好太郎
⑪1956年3月『極楽剣法(後篇)』監督・同上/出演・同上
⑫1956年4月『怪傑耶茶坊(前篇)』監督・同上/出演・名和宏、南寿美子、島秋子
⑬1956年4月『怪傑耶茶坊(後篇)』監督・同上/出演・同上
何といっても
③『娘十六ジャズ祭』はものすごく観てみたいですね。
江利チエミが雪村いずみに変わるが主たる共演者は本作(パパが古川緑波で恋人が片山明彦)と同じようだし、
監督が『嵐を呼ぶ男』の井上梅次だし
『嵐~』の音楽は洋楽なんでもジャズの類ですが、兄弟のジャズ修行をめぐる話でした。
あと、⑥がちょっと気になります。
いったい何が恥ずかしうれしーのかっ!?
といやが上にも期待は盛り上がります。
高島忠夫共演だし、ジャズと無関係ではないのでは。
おお、⑦は加藤泰ではないか。
⑩~⑬あたりはかなりけったいそうな作品に出ているというか出させられているというか。
ジャズ歌手なのに肌もあらわな姿で座敷牢に閉じ込められているのではないか、
とか心配になりませんか?

新倉美子は4曲を歌っています。
①「バラ色の人生」
②「ユー・ビロング・トゥ・ミー(貴方は私のもの)」
③「マイアミ・ビーチ・ルンバ」
④「ドミノ」
①はそのままPVにしたいほど歌も姿もかわゆい。
②は音楽学校の校長先生のティーブ釜やつさんのギターとのデュオ
③は歌の出来がとてもよい。
④はフィナーレ近くなのに何とシブい選曲。当時の人気曲だったのか。
①③など、なぜ日本マーキュリーは録音しなかったのであろうか。
他にも江利チエミ、ナンシー梅木、高英夫、ウィリー・ジェイムス(後のウィリー沖山)やナゾの天才?少女が歌い、
フランキー堺はドラムを叩き、ビッグ・フォーやシックス・レモンズやキューバン・ボーイズが演奏する。
漫才に始まり伴淳三郎や大泉滉や三木のり平が怪演し、トニー谷が実にばかばかしい瀕死のハエの芸を見せる。
名作『赤い靴』もどきの幻想のバレエ・シーンが突然あらわれる。
など、100分のうち半分以上は音楽や芸のシーンでストーリーはつなぎ程度ですが、
かといってミュージカル風なわけでは全くない。
大学コンテストで優勝したバンドから悪徳プロダクション!の金の誘惑で引き抜かれたスター・ドラマーが改心して
戻り、晴れてオリジナルメンバー揃ってジャズ祭でプロ・デビューするという循環型の話で、
これにリーダー(トランペッター)の親を継ぐかプロになるかという葛藤や恋が絡みます。
この恋人の歌手が新倉美子です。
出来はともかくクセになりそうな映画ですが、それも新倉美子の魅力による所が実に大きいと思われます。
美貌はもとより、ピュアにジャズに向かっている姿勢とゆーか雰囲気がとてもよい。
洋楽なら何でもジャズと呼んでしまった時代のはずですから、こういうの意外に貴重なのでは。
他にDVDは発売されていないようですが、全部で以下の13本の映画に出演したようです。
全13作品はスタンリー・キューブリックと同じではないか!
①1953年9月『青春ジャズ娘』監督・松林宗恵/出演・江利チエミ、ナンシー梅木
②1953年9月『薔薇と拳銃』監督・志村敏夫監督/出演・鶴田浩二、島崎雪子
③1954年1月『娘十六ジャズ祭』監督・井上梅次/出演・雪村いずみ、古川緑波、片山明彦
④1954年3月『君ゆえに』監督・野村浩将/出演・安西郷子、美雪節子
⑤1954年6月『重盛君上京す』監督・渡辺邦男/出演・森繁久弥、三木のり平
⑥1954年8月『娘ごころは恥ずかしうれし』監督・小森白/出演・高島忠夫、島津猛、鮎川浩
⑦1955年1月『逆襲大蛇丸』監督・加藤泰/出演・田崎潤、大谷友右衛門、市川男女之助
⑧1955年1月『忍術地雷也』監督・萩原遼/出演・同上
⑨1955年3月『森繁の新入社員』監督・渡辺邦男/出演・森繁久弥、杉葉子、高島忠夫
⑩1956年2月『極楽剣法(前篇)』監督・丸根賛太郎/出演・明智三郎、安部徹、坂東好太郎
⑪1956年3月『極楽剣法(後篇)』監督・同上/出演・同上
⑫1956年4月『怪傑耶茶坊(前篇)』監督・同上/出演・名和宏、南寿美子、島秋子
⑬1956年4月『怪傑耶茶坊(後篇)』監督・同上/出演・同上
何といっても
③『娘十六ジャズ祭』はものすごく観てみたいですね。
江利チエミが雪村いずみに変わるが主たる共演者は本作(パパが古川緑波で恋人が片山明彦)と同じようだし、
監督が『嵐を呼ぶ男』の井上梅次だし
『嵐~』の音楽は洋楽なんでもジャズの類ですが、兄弟のジャズ修行をめぐる話でした。
あと、⑥がちょっと気になります。
いったい何が恥ずかしうれしーのかっ!?
といやが上にも期待は盛り上がります。
高島忠夫共演だし、ジャズと無関係ではないのでは。
おお、⑦は加藤泰ではないか。
⑩~⑬あたりはかなりけったいそうな作品に出ているというか出させられているというか。
ジャズ歌手なのに肌もあらわな姿で座敷牢に閉じ込められているのではないか、
とか心配になりませんか?
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